2011年10月5日水曜日

2-1 レッスン開始

PART1の準備編を終え、本編はここから。PART2以降で紹介する英語再入門の手順は以下のようになる

1.基本的な音と文字、単語との関係を再構築する
コミュニケーションとしての言語の本質は「音」と「リズム」。長年にわたって刷り込まれた「文字」+「本来は無い音」+「意味」という脳内配線を組み替えなければならない。もし、これが徹底してできてば80%の問題は解決済みと断言できる。なぜなら音と世界との対応関係が条件反射的に脳に染み込めば、人間は本来それを組み合わせたコミュニケーションは自然にできる動物なのだ。

そして、1を行いながら、以下の課題も徐々に身に付けていく。

2.重要な発音とリスニングの矯正
PART1ではRとLを説明したが、他にも日本人(学校英語を学んだ者)の共通課題である、VとBVとWFとVTとL、ER・OR等の特有のパターンの矯正法を考える。

3.英語文化の身体作法
身ぶり、手振り等、英語圏というよりキリスト教文化圏の最低限のマナーを説明。これら「身体作法」は言語以上に重要なこと。「非言語コミュニケーションは学問としても大きな分野。
実際、海外のホテルやレストラン等では一瞬にして自分とホテルの精神的な位置関係が変わるので本当に重要。

4.重要な構文
コミュニケーションの現場では、その仕事なりの専門用語を除いたら、重要なのは
20の動詞、10の前置詞、20の基本構文、1000の単語
このくらいかな。しかもそれらは独立しているのではなく、相互の動詞、前置詞、構文は全て密接に関係し合っている、その関係性を大きな枠組みとして捉えると「コミュニk-ション」の全体像が見えるはず。

そして何度も繰り返すが、重要なのは「文字」じゃなくて「音」として学ぶこと。

1のステップを確実にこなすには普通に考えれば半年、どんなに急いでも三ヶ月はかかると思う。でも6年から10年にわたる脳内配線、不要な条件反射の蓄積を掃除するわけだから、それは覚悟して「音」を学んでほしい。

でも相撲部屋の力士たちがあれだけ流暢な日本語を話すのだから、自信をもって進もう。

0 件のコメント:

コメントを投稿