1-6のRとLの区別という項で、LをDと発音しよう!と説明した。
その件に関してミュージシャン仲間にして神経解剖学者のhadzkiさんから重要な指摘があったので、まとめてみる。
LがDに近づく時、DとTの音は逆にLに接近する。
Get up! Stand up! Stand up for your right!
みごとなまでに「ゲラプ! スタンロプ! スタンロッポーヨラィ!」
日本のコマーシャルで有名なジェームズブラウンの「ゲロッパ!」
これは実際にTと発音されてるのに、日本人が空耳でLと聞いているのではない。
本当にTとLが同化して発音されているのである。
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Get up, (get on up)
Get up, (get on up)
Stay on the scene, (get on up), like a sex machine, (get on up)
Get up, (get on up)
Stay on the scene, (get on up), like a sex machine, (get on up)
Wait a minute!
Shake your arm, then use your form
Stay on the scene like a sex machine
You got to have the feeling sure as you're born
Get it together, right on, right on.......
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これは昨日、今日始まったのではない。
明治時代の英会話の教科書にはこう書かれている。
「掘った芋いじるな」=ほったいもいじるな=What time is it now ?
だから今でも
しゃーらっぷ=Shut up
ちぇきら=Check it up
わら=water
と「TがLに発音される」のである。空耳ではない。
この2-8と1-6をリスニング時に頭の片隅においておこう。
でもこの「ら」は1-6で説明したように「だ」のつもりで発音するのですよ!お忘れなく!
(ちなみに1-6のhadzkiさんのオタク文化コメントは必読!)
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