2011年9月27日火曜日

1-0 最初に

 3.11以降の日本は全てが変わってしまった。

 日本は1990年頃のバブルピークから20年かけゆったりと衰退してきた。そして自分はこれから20年で、かつての世界帝国ポルトガルのような歴史をたどると信じていた。官僚政治体制にも問題はあるが、国民の安全は守られ、自由を尊重しながらも、国民の総意で静か老成する幸せな国になると。
 しかし3.11以降の現実は、日本と言う国家の基盤を根底から揺るがしている。しかもこの非常事態に官僚・政治家は無策に徹し、国家全体を精神的、物理的に崩壊するに任せているようにさえ見える。
 チェルノブイリ原発事故は1986年4月、それから3年半後の1989年11月にベルリンの壁は崩壊した。日本はあと何年持つのだろう?

 この思いが自分にBlogをスタートさせた。
 
 福島の会津若松という田舎で18歳まで育ち、何も特別な英語教育は受けていない。最初の海外は27歳、サンフランシスコでコーヒー1杯も注文できずに悔しさと情けなさで泣きたくなった。しかしそこから独学で38歳の時にはユダヤ人の銀行家とM&A交渉を一対一で勝負するまでの英語力を身に付けた。その過程を公開すれば、これから英語を勉強する人の役に立つに違いない。
 また、この方法を周りの人にも伝授した結果、例えば、自分の兄は40歳で始め、海外で一人で英語で仕事できるまでになった。

 ・音声学習の脳神経回路は11歳で発達終了なのに中学校から英語を始める
 ・ローマ字から英語に入る
 ・文法から英語を組み立てる
 ・中学校の英語講師のTOEICが平均560点しか無い

 問題は山積み。日本の英語教育は意図的にコミュニケーション能力を破壊をしているのではとさえ思える。明らか心理学的、認知科学的に間違っている教育法が続けられている現実は目を覆うばかりである。 
 しかし!
 自分は現在より遥かにひどい環境で育ち、それでもビジネスで十分に使える英語が身に付いた。だから、今の普通の日本人が悲観することなど何もないと確信する。それらの致命的な問題点と矯正法を今回伝えようと思う。
 現在、英語学習に対する教材、学校は星の数ほどあるが、ここでは、それら全てに対してある種の新たな「入り方」の「枠組み」を提供できるものと信じている。

 そもそも、言葉なんて誰でもしゃべれる。朝青龍が日本語ペラペラになるのに、真面目な日本人が英語をしゃべるくらいできるのは当然なのだ。

 世界と個人で対峙するのか?
 国家と言う枠組みの奴隷になるのか?
 
 こんな時代だからこそ英語を最低限の道具として身につけるための方法を示したい。

4 件のコメント:

  1. ありがとうございます。ちょっと短期集中で仕上げてみますね。

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  2. うおおおお!これ先日の初渡米前に読破してたら。。。
    毎日チェックしますw

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  3. 思ったより早いペースで書けてるんで、次の仕事の山が来る前まで、一ヶ月くらいで仕上げられるかも。目標は10月末。

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